最高裁判所裁判官の国民審査について

最高裁判所裁判官の国民審査が次期衆議院選挙で行われる。

アメリカのように、すべての最高裁判例をまとめた公的機関のウェブサイトや、大学のプロジェクトとして、主要判決の要旨をまとめているウェブサイトがあれば、一般人でも、どの裁判官がどういう判断をしているかがはっきりわかる。

しかし、残念ながら、それぞれの最高裁裁判官の判決の立場をまとめた詳しいウェブサイトなどは日本には存在しない。司法のIT化が遅れている例の1つであろう。

そこで、簡単に最高裁判事を紹介しておこう。現在、最高裁の裁判官は以下の15名により構成されている(リンク先は最高裁ホームページ)。

最高裁判所長官
竹﨑 博允 第二小法廷
最高裁判所判事
藤田 宙靖 第三小法廷
甲斐中 辰夫 第一小法廷
今井  功 第二小法廷
中川 了滋 第二小法廷
堀籠 幸男 第三小法廷
古田 佑紀 第二小法廷
那須 弘平 第三小法廷
涌井 紀夫 第一小法廷
田原 睦夫 第三小法廷
近藤 崇晴 第三小法廷
宮川 光治 第一小法廷
櫻井 龍子 第一小法廷
竹内 行夫 第二小法廷
金築 誠志 第一小法廷

このうち、国民審査の対象になるのは、以下の9名である(リンク先に各裁判官の関与した最高裁判例についての解説あり)。

①竹崎博允最高裁長官(1.関与した判例 2.私見による評価

②那須弘平裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

③涌井紀夫裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

④田原睦夫裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

⑤近藤崇晴裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

⑥宮川光治裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

⑦櫻井龍子裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

⑧竹内行夫裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

⑨金築誠志裁判官(1.関与した判例 2.私見による評価

これらの裁判官が一度、国民審査を経ると、10年後には定年退職しているため、再度国民審査に諮られることはないので、今回の国民審査は最後の機会と思って、それぞれの国民がしっかり判断する必要がある。

そこで、このブログでは、時間の合間を縫って今後随時、これら最高裁裁判官が今まで示した判断につき、簡単にまとめた上で、私の独断と偏見に基づいて、評価していこうと思う。国民審査の際の参考にしてもらいたい。

最高裁判事が示す意見には、①多数意見(法廷意見として判決としての効力を有するもの)、②補足意見(多数意見を補足するもの)、③意見(多数意見と結論を同じくするが理由づけが異なるもの)、④反対意見(多数意見とは結論を異にするもの)がある。

これら裁判官が関与したすべての判例をまとめるのは、およそ片手間にブログをやっている者からすると不可能なので、独断と偏見に基づく判例の重要度により、紹介する判例を選ぶことになる点も付言しておく。

なお、私見に基づく評価はあくまで私が国民投票に際してどう判断するかというものであり、この意見に賛同を求めるものではない。したがって、反対の見解があるとしても議論をするつもりもないし、罷免運動のような選挙運動に当たる行為をするつもりもない。

投票に際しては、有権者各個人がその信念と賢い判断に基づいて、判断されることを望むものである。

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