英米を中心にスーザン・ボイル旋風再燃
先日、購入したスーザン・ボイル(Susan Boyle)さんのCDを聞いて、改めて彼女の歌声の素晴らしさを痛感した。
このスーザン・ボイルさんのCDが記録的な大ヒットとなっているという。
イギリスの大衆紙、デイリー・メイルの伝えるところによれば、スコットランド出身の歌手、スーザン・ボイル(Susan Boyle)さんの23日に発売されたCDアルバムが発売から24時間で13万4000枚を売り上げ、発売から1週間以内で、40万枚を売り上げる勢いだという。
また、デイリースター紙は、既に50万枚の売り上げがあり、今年リリースされたCDの中で最も速いスピードで売り上げを伸ばしていると報じており、スーザン・ボイルさんの人気ぶりがうかがえる。
もっとも、タブロイド紙ミラーによれば、CD販売により、ボイルさんへの熱狂が再燃したことにより、再度ボイルさんの精神状態の悪化を心配する声があるという。1日中自分のCDを大音量でかけているなどという奇行があったと報じているのである。
そうしたストレスの原因として、同紙の別の記事は、スター特有の孤独を感じているのではないかと分析する。かつてフレディー・マーキュリーが言った「People say I’m loved by millions, so why do I feel like the loneliest man in the world?(皆、俺は数百万人に愛されているというけど、じゃあなぜ俺は世界で一番孤独な男だと自分自身で感じているのだろう)」という言葉を引用し、ボイルさんの心境がまさに今この状況なのではないかと分析している。
イギリスの大衆紙サンも、ボイルさんへのストーカー行為やパパラッチの嫌がらせ的取材が増えていることから、プロデューサーのサイモン・コーウェル氏の判断により、ボディーガードを増員してセキュリティーを強化したという情報を伝えている。
有名になってもプライバシー権は失われないのだから、メディアも人間を取材対象にしているということを考えて行動すべきと思うが、低俗なパパラッチに正論を発するだけ無駄で、セキュリティーを強化して強制的に排除をするしか実効的な方法はないのかもしれない。
ところで、ボイルさんのCDの歌詞カード部分には、一曲ずつ手書きのメッセージが添えられている。彼女がどういうい気持ちでその曲を選曲しているのかが良く解る。最後の部分にこの曲を母親に捧げるというメッセージがあったのはいかにも欧米らしく、心温まるメッセージである。
なお、Youtube上で本版のCDにしか入っていない「翼をください」を聞いた外国人が日本以外でもこの曲をシングルでリリースしてほしいというコメントがかなり寄せられているのを発見した。輸入版より1000円以上高い日本版のプレミアがこの1曲である。
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