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08/26/2010

エゴの塊の菅政権は支持できない。

以下の毎日新聞の記事によれば、これだけ経済的な危機感が充満していても、首相は、9月まで「脱小沢」という意味のない、生産性の無い姿勢を貫くようです。

民主代表選 首相「脱小沢」を継続 挙党態勢に難色
8月25日22時4分配信 毎日新聞

 9月の民主党代表選(1日告示、14日投開票)で再選を目指す菅直人首相は25日夕、鳩山由紀夫前首相と首相官邸で会談した。鳩山氏は小沢一郎前幹事長を含む「挙党態勢」の構築を求めたが、首相は「脱小沢」路線を維持する姿勢を示した。小沢氏は同日夕、衆院議員会館の自室で山岡賢次副代表ら「反菅」派から出馬要請を受け「できるだけ早い時期に結論を出したい」と検討する考えを表明したが、党内に小沢氏支持は広がっていない。小沢氏は「過分な推薦をいただいた。自問自答するところもまだ残っている」と苦しい心境も漏らした。26日午前にも鳩山、小沢両氏が再会談する動きもあり、小沢氏に残された時間は少なくなってきている。 

 「脱小沢といわれるシフトを小沢さん本人は快く思っていない。小沢氏としては『はい、分かりました。挙党態勢でいきましょう』とはならない」。鳩山氏によると、菅首相との会談では小沢氏の心境をこう伝え、真剣に小沢氏に協力を求めるよう説いた。しかし、首相は「参院選後、謝罪も含めてお会いしたいと申し入れたが、なかなかお会いできなかった」と反論し、「小沢さんにどう協力を求めるかということもなかなか難しい話だ」と難色を示したという。

 鳩山氏は24日夜、小沢氏と会談。激突回避には「脱小沢」路線の修正を首相に求める必要があると判断し25日の会談に臨んだが、首相はこれを拒んだ。

 首相が小沢氏の出馬圧力に屈して「挙党」へ動けば、続投を支持する前原誠司国土交通相や野田佳彦財務相のグループが反発するのは必至。両グループには小沢氏と戦った上での再選を望む声が強く、グループの一人は「小沢さんが出なくても分裂含み。代表選をやった方がいい」と語る。

 首相が対決姿勢を強める中、小沢氏サイドでも主戦論が高まっている。25日夕、山岡氏らが国会内で開いた会合には新人議員を中心に約70人が参加。そのメンバーから出馬要請を受けた小沢氏は「今の政治状況を見ると立ち向かわなければならないと思っている。私にも考えるところがある。少し時間をいただきたい」と出馬を検討する考えを表明。「国民の生活が第一という思いで政権交代を成し遂げた思いはかわっていない」と意欲をにじませた。小沢氏はこれまで首相の政権運営を厳しく批判してきたが、出馬の可能性を公言したのは初めてだ。

 ただ、小沢グループが出馬の前提として支持を期待していた鳩山グループでは小沢氏出馬への慎重論が強まり、中山義活前首相補佐官が25日、小沢氏への出馬要請に同調しない考えを山岡氏に伝えた。旧社会党系グループも同日夜、約20人が東京都内で会合を開き、8割が首相支持を主張したという。

 支持が広がらない中であえて出馬の動きを強めた背景には、首相が「脱小沢」の看板を下ろさないまま無投票再選となれば、小沢氏の影響力低下を決定づけるとの危機感がある。出馬要請に訪れた議員らが「総理大臣を目指して頑張ろう」と三唱すると、頭を下げて謝意を示したという。

 鳩山氏は26日から29日までロシアを訪問する予定。首相は「小沢氏と会う予定はあるか」との質問には答えず、「鳩山さんがロシアから帰ってこられたところで、また相談に乗っていただける」と帰国を待つ考えを示した。党分裂含みの対決を避けたい鳩山氏は仲介を続ける意向だが、首相が仲介を受け入れる保証はない。首相が脱小沢路線を修正し激突回避となるのか、小沢氏が立候補し激突となるのかギリギリの調整が続いている。【須藤孝9】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100825-00000035-maip-pol

もう、はっきりいって、どうしようもありません。

今の民主党政治は、昨年の段階で有権者が期待した方向とは真逆の下劣な自民党政治を継承しているといっても過言ではないでしょう。

自民党時代も、「小泉VS反小泉ないし抵抗勢力」という下らない構図で政治劇が演出されましたが、当時はまだマシだったと私は思います。

なぜならば、「小泉=小さな政府、規制緩和」であり、「抵抗勢力=中規模の政府、規制はある程度必要」といえるような主義主張の対立要素が少なからずあったからです。

しかし、どうでしょう。

今の菅民主党執行部がやっているのは、あまりにもお粗末です。

自民党の派閥政治より、主義主張の対立が無く、特定の人物の好き嫌いの対立、露骨なポスト、権力維持の対立ということが露呈しており、対立軸がこうした稚拙な事情に収斂されている点において、悪質かもしれません。

今まさに経済の危機だと叫ばれ、円高に対する懸念が連日報道されている中で、私が一番政治がやってはいけないと思うのは、国民の懸念を煽るような行動です(煽ることのみが使命だと勘違いしているマスコミの思うつぼの行動は避けるべきということです)。

この点、菅内閣は、円高に対して無策であることを露呈しています。

まだ、無策というのであれば良いでしょう。なぜならば、考えた上で打つ手がないのであり、少なくとも一生懸命考えた結果の無策という状態だからです。

しかし、菅政権の動きは、私利私欲のエゴに走り、代表選挙のための謀略、反小沢の連呼をし、国民にはまったくもって利益にならない下らない党内対立の激化させることに多大な時間を費やし、円高対策にはほとんど時間を費やしていないように見えてしまいます

これでは、1ドル70円台突入は不回避でしょう。

この国の政治家は、こうした行為を国民が見透かして、失望している現実を不思議なことにわからないのか、無視し続けています。

我々が選挙を通じて選んでいる政治家は、自分たちが批判してきた私利私欲優先の政治を平然とやってのけるし、自分たちが批判されてきたことを棚に上げて、他党のことになると批判できるのです。

現代の政治家は、「恥」という言葉をしらないのかもしれません。 

仮に反小沢を掲げることで、国民の人気が回復すると本気で思っているとすれば、およそ、民主党議員やその取り巻きの方々は、菅総理の御言葉を借りれば、「バカ」なのでしょう。

もし、頭が良い方がいるのであれば、多くの有権者が、民主党を見限っているという現実を直視できるはずであり、反小沢、親小沢などの下らないメディアの飯のタネにしかならない行動をするはずがありません。

さらに、一年生議員を囲い込むなんて、首相としての力量も無さ過ぎです。

本当に菅氏に首相の器があったのならば、円高等への懸念に対しもっと真剣に向き合って、熱烈なメッセージを国民に対して送ってしかるべきです

死んだ魚のような目をして、頭の中は代表選のことでいっぱいという状況が国民には分からないと思っているのであれば、本当にお粗末な人物を内閣総理大臣にしてしまったものです。

しかも、野党自民党も自分たちの反省がなく、変革の兆しもない酷いありさまです。

もっとも、忘れてはいけないのは、私を含め、この国の国民がこうした情けない政治家しかいない国にしてしまったという責任の重さです。

主権者は国民であり、国政選挙の有権者は、20歳以上の国民です。

おそらく、今後3年間(総理は解散しないつもりですから)、日本は本当に落ちるところまで落ちて疲弊するでしょう。貧富の差も拡大するし、犯罪も増えるでしょう。若者は将来に不安と失望を抱き、日本から優秀な人材が流出するでしょう。それに対し、政府のまま時間だけが過ぎていくでしょう

これは、我々有権者がそうした政治家しか育ててこなかったツケなのです。

極論を言えば、我々は、日本が本当に崩壊していく姿を主権者かつ有権者として、責任を持って見届けなければならないのかもしれません

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Comments

日本が崩壊するのならば、その前に数多くの他国が崩壊するのではないでしょうか。民主党あるいは日本国批判は結構ですが、もう少し冷静になりましょう。

結局のところ、日本で民主主義が機能不全になってしまうメカニズムを社会学的に考察することが必要だと思います。

Posted by: 愛読者 | 08/27/2010 at 05:46 AM

愛読者様

私は社会学者ではありませんから、社会学的考察は社会学者ないしそれに興味のある方がやればよいと考えます。

また、私はあくまで日本がいつ崩壊してもおかしくないほど疲弊してきているという懸念を表明しているのであり、他の国の方が法害するとかそういう議論をするつもりはありません。

Posted by: ESQ | 08/27/2010 at 08:43 AM

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