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03/05/2010

言論NPO発行の「鳩山政権の100日評価」を読んで

 言論NPO発行の「鳩山政権の100日評価」を最近読んだので、今日はその感想を簡単に書こうと思う。

 結論からいうと、同誌の鳩山政権100日時点での評価は、「実績評価」・「実行評価」・「説明責任」の3観点に基づいていて、各論の評価そのものは適切な分析と評価であると思う。

 ただ、どの政策を遂行するにも財源の確保が大前提となっていることは、自明の理であり、リーマン・ショック以降のデフレ不況の急速な深刻化に対処すべき輸出依存構造へメスを入れず、大幅な税収不足を招いた、自民党政権の長きに渡る「負の遺産」をそのまま引き継いだ政権であるという特段の事情があることも十分考慮すべきだったのではなかろうか。

 そう考えると、100日の時点で実行できていないという部分と上記特段の事情との関係をどの程度勘案すべきなのかという評価の前提問題が十分クリアーできているかは疑問の余地が残る。その点の考慮が不十分である感は否めない。

 また、アンケート調査の「設問15」や「設問16」の結果と同誌の評価結果をどのように関連させて考えればよいかの示唆も欲しかった。

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