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02/18/2010

国母選手批判が日本のイメージを悪化させている(国母選手頑張れ!)

※当該記事中に誤訳があるとの指摘を受けたため、翻訳・引用方法の適否は米国法に関わるとの判断から、友人で著作権問題等に詳しいアメリカ人の法曹に問い合わせ、意訳の適否につき判断を仰ぎました。

その結果、「引用元の記事自体は、日本のメディアを含めた世界中のメディアを対象にしている記事であり、原作者の意図としては、当然日本のメディアや日本でこの問題で騒いでいる人々への批評が含まれている。誤訳等の大した問題ではないが、主張を明確にし、引用として最善を尽くすために若干の編集上の更正を加えるのが望ましい。」との回答を受けました。

当該回答で示されていた具体的な編集上の更正方法に従い、記事の引用部分を一部更正しております(更正部分については赤字で示してあります)。

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先日、下らなすぎるから、この話題はもう話さないと決めたのだが、日本での国母選手への日本での批判が海外メディアで、日本の「異常さ」が取り上げられ始めたので、簡単に警鐘を鳴らす意味でこの問題に触れておく。

前にも言ったように、この問題について、河野太郎氏が公式HPでよく批評しているので、まだ見ていない方は読んでもらいたい。

結論から言えば、はっきり言って、国母選手への批判は、著しく下らない。

川端文科大臣など政治家ともあろうものが国会でこの問題につき、大衆迎合的に、批判意見を述べたようであるが、そうした立場にある者がかかる批判をすることが、国際社会における日本の異常性を際立たせ、日本の評判を落とすことに気がつかないのであろうか。

服装が悪い、メディアへの態度が悪いというが、服装は価値観の最たるものであり、表現の自由における自己実現の価値が認められるものである。河野太郎議員の言葉を借りれば、「価値観とルール」は違うわけである。

多様な価値観があるのが民主主義の前提であり、価値の押しつけは、民主主義国家では許されるべきではない。

以下にあるJ-CASTニュースの伝えるところによれば、アメリカのヤフー利用者の反応は、「これがニュースなの?」「服装とか髪型とか、一体誰が気にするんだ」というものらしい。

このようなアメリカ人の反応は、極めてまともなものであり、他方、国母選手へのメディア、ネット、抗議の電話をかけている人々の反応は、はっきり言って、馬鹿馬鹿しいし、日本の民度を失墜させ、日本の国際的評判を貶めていると言っても過言ではない。

国母選手の服装が日本代表としてふさわしくないというのであれば、下らない問題で騒ぎ立てる人々の方がよっぽど日本の価値を貶めており、日本が異常な国だという印象を世界に発信しているも同然であるということ自覚しているのかと問いたい。

私がこの問題を取り上げなければと思ったのは、英国のテレグラフ紙をはじめとして、日本の反応が異常だという共通認識の下で、この話題が紹介され始めたからである。

テレグラフ紙の記事に対する、海外の反応を見ていると、「どうにも日本人がなぜ問題視するのか理解できない」、「あの服装がスノーボードというスポーツ界の服装でしょ?」、「日本人は理解できない」、「これは馬鹿げている」など反応が多く、本当に日本人としてこうした話題が取り上げられてしまったことに恥かしさを感じる。

この問題をまさに正面から取り上げた、英語記事のBleacher Reportのダイアン・デリベリー(Dylan Derryberry)氏は、以下のように日本をはじめとするメディアの反応を批判する。

表現の自由を強く支持する者としてこのニュースは非常に興味がある。

五輪の試合が始まるまでメディアは報じるネタが欲しいのかもしれないが、選手がまさに今リンクやスロープへ立ち入ろうとしているときに服装がだらしないもなにもないだろう。

ねえ、(日本を含めた)ジャーナリストたち、服装のことは(流行ファッション雑誌の)ヴォーグ誌に任しておこうよ!

服装は確かに試合の重要な一部かもしれないけど、(日本人を含め)選手の服装のことばかり気にしている人々は少し落ち着ついて、実際のイベントを批評すべきである。

こうした話題がニュースから消え、皆が本当の"プロ"のジャーナリズムを皆が享受できることを望む。

的を得た批評とはまさにこのことではないだろうか。

欧米は概して、服装等については、非常に寛容である。特にアメリカの場合は、異質なものを受け入れる度量の広さこそが、フロンティア精神から受け継がれてきた良き伝統であり、それが国力の原動力でもある。

よく中国や韓国のネットで、有名人等が理不尽なバッシングを受けたというニュースを耳にするが、日本の今回の批判の動きは中国や韓国がバッシングする行為と何ら変わらない。

民度の低さを認めているかのようで非常に恥かしい。

問題は記者会見での対応だという人もいるだろう。

しかし、国母選手はあの服装に一種の誇りや自己実現の価値を持っていたからこそ、あのような服装の着こなしをしていたのであり、「悪いこと」とは思っていなかったはずである。

だとすれば、形式的な謝罪会見を行わせるべく、「謝れ」というJOC等のやり方の方がよっぽどおかしい。

犯罪を犯したわけでもなく、当の本人もプライドを持ってやっていることに対し、別の価値観を押しつけるのでは、まさに、日本は北朝鮮や表現の自由が保障されていない中国と何ら変わらないことになってしまう。

むしろ、「なんで価値観を押し付けられて、謝らないといけないんだ」と、反骨精神をもって精一杯の反論をした国母選手の方がよっぽど骨があり、素晴らしいと私は思う。

いずれにしても、一部の人々が下らない価値観の押しつけを行った結果、それが海外からは異常で異質なものであると受け取られ、日本の国際的評判を毀損してしまっていることは残念でならない。

上記のデリベリー記者がいうように、この問題で熱くなっているメディアとそれに乗せられている一部の日本人の方々はもう少し冷静に物事の本質を見極めてほしいものである。

そして、国母選手はこうした試合前の"下らない妨害"に負けずに、頑張ってほしい。

頑張れ国母!

なお、以下の本は洋書で英語ではありますが、比較的平易に書かれており、アメリカでベストセラーにもなりました。価値観の多様性から見えるアメリカの歴史、アメリカの強さを知る上では、非常に良い本です。学生が英語を学ぶ際の副読本の1つとして、アメリカについても学ぶためには非常に良くできている本です。

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先日も紹介しましたが、上村愛子選手のこれまでの軌跡を振り返る本が2月5日に販売されたようですね。まだ読んでいないのですが、非常に興味があります。小学校のときのイジメやスランプなどについて書かれているようです。

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スノボ国母、政界巻き込む 米で「トップニュース」にも

  服装が乱れていたとして議論を呼んでいるバンクーバー五輪、スノーボード・ハーフパイプ代表の国母和宏選手(21)。政治家たちもこぞって言及し、海外でも米ヤフーでトップニュース扱いになるなど、まだ競技が始まっていないのにもかかわらず、一躍時の人となっている。

   国母選手の服装問題は、新聞・テレビが連日大きく取り上げ、「本国に召還すべき」と語った漫画家のやくみつる氏を筆頭に、強烈なバッシングが起きていた。

   文部科学省の川端達夫大臣も2010年2月15日の衆院予算委員会で国母選手に触れた。「極めて遺憾だ。国を代表して参加する自覚が著しく欠けていた」と批判した。

   一方、同日夜には、自民党の河野太郎衆院議員がブログ記事を掲載。こちらは国母選手を擁護するものだ。タイトルは「ルールと価値観」。国母選手の服装は河野氏も格好悪いと思うものの、だらしがない、不愉快だというのは個人の価値観であって、それで処分するのは、私的な場ならともかく「オリンピック代表団のような公の場では行えないはずだ」と力説する。

   また、「批判が多く寄せられたから、公式な応援を取りやめるとか、誰かが不愉快に思ったから行事に出席を自粛させるというのは、対応としておかしい」と指摘。「頑張れ国母。僕は応援するぞ」とエールを送っている。

   自民党の谷川秀善参院幹事長も16日の会見で国母選手について言及。スポーツ選手は個性があるので、国母選手の一見乱れた服装もやむを得ないとし、「選手を怒るのはかわいそうだ」と擁護。国母選手を「いい青年」だといい、監督にも責任があるとした。

   国内では、スポーツ界のみならず政界をも巻き込み議論を呼んでいる国母問題だが、海外でも大きく取り上げられている。

   米ヤフーでは2月12日、「日本のスノーボーダー、乱れた服装で非難受ける」という見出しで国母問題をトップニュースで扱った。記事には、「反省してまーす」と謝罪した12日の会見の動画も一緒に掲載され、ドレッドヘアの男が国母選手だと紹介。服装の乱れが原因で、日本オリンピック委員会に謝罪するところだと説明している。

   記事は、「スノーボードでは、反権威的な姿勢が浸透している」としたが、国が資金を出して代表としてオリンピックに送り出していることも指摘。最後には、「スーツを着るときは、スーツらしく着よう。それが1番格好良く見える」と皮肉っぽく書かれている。

   17日現在までにコメントが約3800件も投稿された。「これがニュースなの?」「服装とか髪型とか、一体誰が気にするんだ」といったものが目立つ。何故国母選手がこれほどまでに責め立てられているのか、理解できないという人が多いようだ。

   国母選手が出場する男子ハーフパイプは、2月17日(日本時間18日)に行われる。

http://www.j-cast.com/2010/02/17060371.html?p=all

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ニュース」カテゴリの記事

Comments

定期的にブログを読んでくださる方々、きちんと最近コメントを返すことができず申し訳ありません。

さて、本件記事の文中の表現に、「的を得る」という表現を使いました。

正しくは、「『的を射た』であり、日本語も解らないのか」という御批判コメントを正午頃に頂きましたが、名前の記載がないコメントだったので、原則通り公開承認せず削除しております。

本題の表現の間違いについてですが、御指摘を受け、調べたところ、「得た」でも良いとする説もあるようです。

裁判例でも、松山地裁平成15年5月22日、名古屋地裁平成15年3月31日、東京高裁平成13年7月17日等が同様の表現を使っており、判決の更正決定の対象にはなっておりません。

従いまして、本ブログの記事の当該表現についても、更正はいたしません。御理解のほどよろしくお願いします。

また、読者の皆様におかれましては、最近、コメントをお返しできず申し訳なく思います。

Posted by: ESQ | 02/18/2010 at 07:01 PM

 下記ブログ主がこちらを批判しているのを見つけましたが、こちらのサイトへのリンクも貼っていないし、遠くから文句垂れているようにしか見えませんねェ・・・。オープンなインターネットなのに自分だけは本人の分からないところで茶々入れるという下記ブログ主の態度はフェアではないですね。
 部分抜粋などと書いてますが、果たして著作権の問題はないのかという点も不思議です。
http://blog.goo.ne.jp/kumawann/e/cae30ef9026272500abdcd803211a2b4

(国母選手批判には、あきれました。)

Posted by: ienem | 02/18/2010 at 11:31 PM

 河野さんのブログはさまざまな批判自体は批判しておらず、個人の持つ恣意的な意見に依拠した処分を批判してますね。僕も同意。ルールじゃなく恣意的に処分されるのはおかしい。自粛云々のくだりはそこまでするかね?と思う。

 国母選手をどう思うかは国への帰属意識のレベルと個々人の価値観がどう組み合わされるかでしょう。ブログ主さんは欧米の価値観に依拠しすぎなんじゃ?民度低いとは思わないなあ。

 服装は個人でやる分にはもちろん自由。何を着ようがかまわない。でも自己実現のために国から支給されているユニフォームを着崩しているなら、それを不快に思う人々に対して説明する義務はあるのではと思いますね。まあその部分に関しては批判されて当然かなと。だって鼻ピー云々と違ってユニフォームは国費使ってるわけだから。説明としてはたとえばこれはあえて悪ぶって自分を鼓舞するためだとかあるでしょうし。反省してますだけじゃ誤解されるでしょ。

 メディアに関してはああやってあげつらうことはアホらしいですね。そこまで粘着することじゃないですよ。

Posted by: R62 | 02/19/2010 at 01:26 PM

初めてコメントします。いつも記事を読んで勉強になってます。ライブドアの記事のコメント欄ですが醜悪でひどいです。
アホらしいコメントを見ていると、論理的に明快なブログ主さんのご意見が正しいということがかえってよくわかりました。
面白いのはライブドアのコメント欄とは対照的にhatenaではブログ主さんに賛同する意見が多いこと。ネットユーザーの民度の違いなんでしょうか?
http://b.hatena.ne.jp/entry/news.livedoor.com/article/detail/4611233/
引用への些細な批判も直ぐに対応される大人の対応はさすがです。ネトウヨの姑息な中傷に負けず良い意見を発信し続けてください。

国母選手を応援する外国の方のこんな話もありました→http://twitpic.com/13yag1

Posted by: 小太郎 | 02/19/2010 at 02:22 PM

朝青龍批判といい国母批判といいメディアやそれに同調する人が多過ぎる。彼らは感情論で憎さが先行し批判しているだけ。いじめの構造と同じ。叩くのが楽しくてしょうがない。

河野太郎さんやESQさんがハッキリおかしいものはおかしいと言ってくれたので胸がすく思い

Posted by: RS | 02/19/2010 at 03:05 PM

おっしゃる通りだと思います。
他ブログで思わず論争してしまいました。
最後はつい感情的なことまで書いてしまってお恥ずかしいのですが、私なりの見方です。元審判員と名乗っているのが私です。
http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/2308616.html?1266586260#comment-form

Posted by: K.T.  | 02/19/2010 at 10:37 PM

>ienemさん
コメント有難うございます。
わざわざご連絡ありがとうございました。いろいろな価値観の方がいますので、リンク先の方の御意見には賛同いたしませんが、反論するつもりもありません。

引用しているというのを明示して引用元を明らかにしておれば著作権の問題は生じないと考えます。

また私の記事に関しては、盗作されるなどよっぽど酷いものでない限り、多少の問題が仮にある場合でも権利主張しようとは考えておりません。

ただ、読者が引用元のリンク先が解らないのでは、その方のブログの読者で、私のブログを現に読みたい方々は調べないといけないので手間がかかるかもしれませんね。

私もこの国母選手バッシングには呆れてしまいます。


>R62さん
はじめまして。
そうですね。留学等により、私の思考判断に欧米の価値観はかなり影響していると思います。法学のルーツも基本的には英米や大陸法の影響を受けていますから(向こうから持ってきた法理がかなり多いですよね)、そういう意味でも、思考方法に欧米の価値観が影響していると思います。

ただ、スノーボードという競技の発展の背景や競技者文化等を考えると、メディア等で大々的なバッシングかのように取り上げ、インターネットでも同選手に対する誹謗中傷、同選手の結果をこき下ろすようなコメントなどをみると、私はかかる行為に寄与している方々は非常に程度が低いと思います。


>小太郎さん
はじめまして。
はてなのユーザーと、ライブドアのユーザーに民度の違いがあるか私は解りかねます。

ただ、思想の自由市場といいますか、何が正しい意見で、何がおかしい意見かは、自然と淘汰されるという法理は正しいと私は考えております。

つまり、価値のある意見は良識のある方に支持され残りますし、価値のない意見は良識のある方はスル―するという結果になると考えています。

直接的な回答でなく申し訳ありません。

リンク先にある写真の外国人の方、一生懸命日本語で書いたということが伝わってきますね。

私は国母選手の活動を詳しく見てきたわけではありませんが、おそらくその写真にある外国人の方などファンには、彼の実績やパフォーマンスの高さなど評価されるべき点があるからこそ、そういった応援をもらえるのでしょうね。

私は純粋に決勝進出、8位入賞は素晴らしい結果だと思います。


> RSさん

大衆迎合というのは衆愚政治の悪い点ですね。ジャーナル宣言の編集部の方もこのブログを紹介してくださったり、その他多くの方がツイッターやブログで、肯定的に評価してくださっているのも見ています。

あくまで私の個人的な感覚ですが、良識あるサイレントマジョリティーはこの問題がここまで注目されてきたことに対して馬鹿馬鹿しく思っているのではないでしょうか。

>K.T.さん
いつもコメント有難うございます。
貴殿のリンク先のコメント読ませていただきました。
元審判員なのですか?

しっかりと貴殿とそれ以外のやり取りを読んだわけではないのですが、簡単に目を通した限りで言いますと、私も貴殿の御意見に賛同いたします。

ルールの適用という意味では、私も似たような境遇にありますから、似たような思考になるのかもしれませんね。

私も選手を守るために役員等がいるのだという貴殿の御指摘はもっともだと思います。

裁判で言えば、原告、被告の当事者本人のために訴訟代理人を付け弁護士が報酬をもらって訴訟活動をするわけです。訴訟代理人は委任者である当事者の利益のために最大限の努力をします。受任者には善良な管理者たる地位に基づく注意義務が要求されていることから明らかですね。

同じように役員の職務のあるべき姿は、違法行為等の不祥事があれば格別、そうでないのであれば、選手を雑音から守り、最善の環境でプレーできるように取り計らうことだと私も思います。

貴殿の御意見を読み、国母選手の件に関わらず、日本のスポーツ組織にはそうした観点が欠如しているという話を以前スポーツ仲裁に詳しい方に聞いたことを思い出しました。

Posted by: ESQ | 02/20/2010 at 01:09 AM

はじめましてhappy01
こちらの記事の海外メディアの反応の部分など、
非常に興味深く思いましたので、トラックバックさせていただきました。
事後報告になってしまいましたが、どうぞご了承くださいませ・・・(*´ェ`*)

Posted by: nanshikinews | 02/23/2010 at 06:56 AM

>K.T.さん
コメント見させてもらいました。
非公開の御希望がありましたので、内容に関して触れない程度に私見を返答させていただきます。

貴殿からの情報による限りでは(御指摘の問題に対する詳しい事情は存じ上げていないので)、私は貴殿の御意見が正しいと思いますし、同感です。

メディアというのは、概してセンセーショナルに書きたてます。世間を騒がせるのはどういう記事かという点に重きを置き、厳密な意味で、専ら公益を図る目的といえるような記事は、残念ながら非常に少ないようにも思います。

最高裁の判例でも、日本のジャーナリズムに対する信憑性、信頼性に対する疑義を示しているようなものもあります。

例えば、判例(最判平成14年1月29日)は日本の報道機関が十分な裏付け取材もせずに、一方的な情報のみを垂れ流すだけの報道で、報道機関の報道には信頼性を確保する努力がなされた痕跡が無く、信頼性が確保されているという前提がそもそも欠けていると考えているようです。

詳しくは、前に名誉毀損と表現の自由についてまとめた記事があるので、興味があれば読んでみてください。記事後半の判例の引用部分が該当箇所です。

http://esquire.air-nifty.com/blog/2009/12/post-2b83.html

いずれにしても、既存の大手メディアとその社員記者においては、概して、問題の本質を追求せずに、いかに大衆の目を引き、迎合できるかのみが優先されているのは残念ですね。

他方で、フリージャーナリストの方々(例えば、岩上さんなど)は、ある種の信念を持って懸命に取材活動をしているようです。私はこういった方々が増え、新聞社やテレビ局などの看板に守られないで、1人で果敢に追及する方々が増えることで、日本のジャーナリズムも世界水準に達するのではないかと期待しています。

Posted by: ESQ | 02/24/2010 at 01:52 AM

返信コメント戴きありがとうございました。
名誉毀損に対する正しい理解(1)から(3)拝読、実は再読ですが忘れているところ多し、でした。改めて、問題意識を持って読ませていただくと、理解が深まったような気がします。
岩上氏のことは、孫崎亨氏へのインタビュー記事で、その優れたインタビュー能力に驚き再認識しました。敬意をもって応援したいジャーナリストのお一人です。また、折角webというツールが手に入ったのだから、私たち自身が努力して、なるべく一次情報に接するようにすることも大事なことではないかとおもっています。
私は法律にはまったく門外漢で、専門書など頭が痛くなるばかりなのですが、貴ブログは、話題のトッピックなどに即して解り易く解説して下さるので、リーガルマインドと言うのでしょうか、ものを考える上で新しい視野を開いていただいたような気がしております。
また、スーザン・ボイルさんの記事なども楽しみにしています。
トッピックからは離れてしまいましたが、一読者としての感謝を申し上げました。

Posted by: K.T.  | 02/26/2010 at 12:15 AM

K.T.さん
コメントへの返信有難うございました。
貴殿のように読者の方から暖かいコメントをいただきますと、書いていて張り合いが出ます。
なるべく時事の問題に関し、法的視点からどうなのかという1つの考え方を示せればと思っています。
もちろん、法的視点といっても多々ありますが、なるべく、法律論の共通認識部分を紹介するように努めています。

名誉毀損の話ですが、現実社会を見てみると、かなり多くの人が名誉毀損や侮辱罪に当たるような書き込みをしていますよね。こういう書き込みがすべて処罰していないからといって、適法なんだと思われると困るので、法律的にはどう考えるのかを最高裁判例の紹介としてしました。かなり法律論に踏む込んだ記事だったので、一般の方には多少つらい記事だったかもしれません。

あれは通信社が発信した情報をそのまま載せたという事件でしたが、メディアの信憑性に最高裁があそこまで懐疑的な姿勢をはっきり示したことを日本のジャーナリズムはどう考えているのか気になりますね。

ボイルさんの日本コンサートが4月1日くらいにはじまるようですね。誕生日に当たる日にコンサートをするらしいです。彼女の歌声は本当に素晴らしいと思うので、是非見てみたいところですが、なかなか忙しいので難しく、残念です。

Posted by: ESQ | 02/26/2010 at 12:36 AM

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ヤレヤレ。 あの国母選手の騒ぎをどうのこうの言う気は、更々無かったのですが。。。 イツマでも続くバカさ加減に、とうとう筆を執ってしまった。 そもそも<腰パン>なる風俗は、<監獄ルック>であります。 アメリカその他で、逮捕された<罪人>が、房内で首つりなどをしない様に(管理体制に問題ありで<問題>ねなってしまいますからね)、ありとあらゆる<ヒモ>の類いを取り上げられる訳です。 もちろんベルトも。 従って、いやでもズボンは<ズリ下がる>のです。 ところで、日本の社会は<階級差>が巧... [Read More]

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