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12/24/2009

紅白歌合戦の目玉はスーザン・ボイルさん ― NHKもマンネリ化防止に尽力か

今日は、がらりと話題を変えて、読者の方から頂いた情報に関連する話題です。

なんと、このブログで、12月5日付の記事で「NHKはスーザン・ボイル(Susan Boyle)さんを紅白に起用すべき」と言っていたことが実現しそうです。

朝日新聞の電子版(以下参照)によれば、紅白に内定し、来日の可能性もあるとのこと。

多くの方が既に御存じでしょうが、スーザン・ボイルさんとは、Youtubeという今までにはないインターネットを通じて、その名前が世界中に知れ渡ったスコットランド出身の48歳の遅咲きの女性歌手。

世界的に暗い話題が多い中、インターネットという今までには無い形で、その実力が認められ、アメリカやイギリスで熱狂的なボイル旋風を巻き起こしていることは記憶に新しいでしょう。

2009年の音楽業界を振り返った時に、ボイルさんはまさに「今年の顔」だったと言えます。年末に今年の音楽業界を振り返る上で、スーザン・ボイルさんは、欠かせない存在です。

もちろん、私のブログなんかライブドアに配信されてはいますが何の影響力はないので、私の記事が影響を与えたなんていうことはありえません。

今回の起用は、NHKが、真剣に紅白のマンネリ化を避けるために、努力しているということの顕れと評価すべきでしょう。

以前の記事で、私は、「NHKはどうも受信料により安定した経営という点に甘えるだけで、それを活かした番組制作もできなければ、受信料に頼らない別収入の機会を確保すべく、海外で人気のキャラクターの外国語販売サイトを作るなどの努力も足りない」と非難しましたが、少なくとも番組製作の点については、訂正しないといけませんね。

この起用は、NHKにしては、かなりチャレンジングな試みであり、今までのNHKからの変化を印象付けるもので、私は非常に高く評価しています。

なぜならば、未だ民放各局が実現できていないことを率先して、NHKは実現しようとしているからです。仮に、既に民放がボイルさんの生出演や来日を実現した後に、紅白歌合戦に参加してもらうというのでしたら、私はこのブログでここまで絶賛しなかったでしょう。

しかし、NHKは、今回、今までに前例のないことをやろうとしているわけです。しかも、彼女の起用は2009年の音楽史を締めくくる上で、非常に重要です。

スーザン・ボイルさんに関しては、CDアルバム発売から1カ月経過しましたが、未だ英米を中心に人気が衰える兆しがありません。

彼女がイギリスのテレビ番組、「Britain's Got Talent」に登場し、Youtubeを騒がせたのが3月頃で、決勝戦が行われたのが5月。

それ以降も、多くのファンがボイルさんのアルバム発売を心待ちにし、11月の発売では、週間売り上げ数において今までの記録を打ち破り、イギリスやアメリカの音楽史を塗り替えました。

この1年間、良くも悪くも、スーザン・ボイルさんの話題は、世界中で持ちきりだったわけです。実際、AP通信が21日に発表した2009年の重大芸能ニュースでも、マイケルジャクソンさんの死去に続き、第2位にボイルさんの話題がランクインしました。

インターネットにより、世界の距離感が縮まり、Youtubeという今までにないツールが起爆剤となって、彼女の実力が世界中で評価されたというこの現象を、2009年を代表するものとして、NHKが敏感に感じ取り、日本の大みそかに行われる歴史ある国民的番組で、ボイルさんを取り上げることは、非常に意義があると思います。

先日イギリスで放送されたスーザンボイルさんの特番の中で、オーディション番組の司会者だったアント&デック(Ant and Dec)が、ボイルさんがこれほどまでに人気になった要因として、「ボイルさんは皆の希望として映っている。どんなに注目の浴びない生活をしていても、どこに住んでいようとも、見た目がどんなであろうとも、実力があり信じ続けていれば、成功するチャンスが必ずあるということを教えてくれた。」と評していました。

私も、ボイルさんの前例のない人気の要因は、司会者のアント&デックが評した通りだと思います。

リーマンショックの影響で、2009年は世界的不況という暗い話から始まり、希望という言葉や苦境の中でも努力し続けるの重要さを忘れてしまうことが多かったのではないでしょうか。

しかし、そんな中で、ボイルさんの話題は、自分の力を信じて努力すれば、チャンスを掴むことができるという良い例を世界中に教えてくれた気がします。

NHKの紅白歌合戦という今年最後の音楽番組で、スーザン・ボイルさんが登場することは非常に楽しみですし、意義深く感じます。

また、ボイルさんが日本の大みそかの恒例番組である紅白歌合戦に出場することにつき、海外メディアが今後どう報じるのかも注目したいと思います(仮に来日して、パパラッチ対策が大変ということは皆避けたいところでしょうが・・・)。

現段階では、英米メディアはボイルさんの来日や紅白歌合戦に出るという話題は報じていないようです。大みそかに来日という話ですから、そのうち報じられるとは思うのですが、仮にこのまま報道がなければ、日本への関心ってそれだけ低いってことなのかもしれないとふと不安にもなります。

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紅白にボイル出演内定!来日の可能性も

 英国の人気オーディション番組からスターとなった英歌手スーザン・ボイル(48)が、大みそかのNHK紅白歌合戦に特別ゲストとして出演することが23日までに内定した。関係者によると、現在、来日して日本で歌うか、英国からの出演になるか最終調整の段階という。来日が実現すれば、初めて日本で生声を披露することになり、同番組史上でも最大級の目玉になりそうだ。

 ボイルは、今年4月のオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、「プロの歌手になりたい」と語ったところ、会場から失笑が漏れたが、歌い始めた途端、その美声と歌唱力に空気は一変。審査員は驚き、観客は大きな歓声を上げ、最後はスタンディングオベーションとなった。

 その映像が動画共有サイト、ユーチューブを通して世界中で話題となり、NHKでも報道番組でボイルを取り上げた。11月発売のデビューアルバム「夢やぶれて」が英、米、カナダでチャート1位を獲得し、日本でも初登場3位にランクイン。一時、注文に生産が追いつかない状態となったほどで、オリコン調べで既に売り上げ枚数が10万枚を突破している。

 アルバムの日本盤では、名曲「翼をください」がボーナストラックとして入っている。紅白で歌う楽曲は、動画サイトで話題になった「夢やぶれて」「メモリー」のほか、日本でも広く知られている「翼をください」も候補になりそうだ。

 今年の紅白のテーマは「歌力」。ボイルの歌力はオバマ米大統領夫妻も注目しており、来年1月17日に行われるミシェル夫人の46歳の誕生会にボイルを招く計画もあるという。ホワイトハウスデビューに先駆け、大みそかにボイルの歌力が日本の茶の間をわかせれば、同番組の視聴率も急上昇しそうだ。

http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200912240007.html

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Comments

>私の記事が影響を与えたなんていうことはありえません。

 いやぁぁ、根拠はありませんけど、私の直感では貴殿の記事が決定的だと思いますよ。
 紅白出場の記事を見た瞬間、このブログを思い出しました。BLOGOSに配信しているということは、そういうことです。

Posted by: 猪口玲斗 | 12/26/2009 at 04:00 AM

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