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10/29/2009

自民党は完全に崩壊か ― 唯一まともなのは世襲批判を受けたあの議員?!

自民党の谷垣新総裁の言動を見ていると、残念ながら日本の二大政党制は夢のまた夢なのではないかと思ってしまう。

今後少なくとも4年近くの間、自民党は野党として行動するにもかかわらず、所信表明演説の後、最初に出てきた言葉が「ヒットラー」発言である。

そして、自民党の議員たちは終始、所信表明演説中にヤジを飛ばしていた。

負けたことに対する反省が一つもない姿と有権者に対して映っても仕方ないのではないだろうか。実際、反省していないのであろうが・・・。

所信表明演説に関して、自民党の中で最も"まとも"なことを言った人物は、皮肉なことに、世襲と批判された小泉進次郎議員だったようである。

以下の記事にもあるように、小泉進次郎議員は、自民党の先輩議員のヤジに苦言を呈している。

たとえ世襲でも、28歳と若いだけに、世間の声には、60代や70代の古参議員と比べると、敏感なのだろう。若いだけマシということなのだろうか。

はっきり言って、今の自民党は崩壊してしまっている。

回復の兆しなんて微塵もない。

自分たちがこれほど大負けした原因の分析もできず、かつ、自分たちが郵政解散で2/3以上の議席を確保したときは、再可決をたびたび行い、それこそヒットラーユーゲントかのごとく、再可決を常に正当化してきた。

そのような過去は忘れてしまったのであろうか。

鳩山氏の所信表明演説の激しいヤジに対抗するかのごとき民主党議員の所信表明に対する賛同の声に対し、自民党の解党的出直しの最前線に立つ谷垣総裁が、「ヒトラー・ユーゲントがヒトラーの演説に賛成しているような印象を受けた」と、およそ下らない愚かな"イチャモン"をつける。

これでは、有権者の信頼回復は、まずもって無理であろう。

仮に、民主党が支持を失う大失態をしても、自民党が今のままでは、その離反した票が自民党に戻るという安易な状態にはならないと私は思う。

小泉進次郎議員は、以下のように自身のブログで語っている

民主党政権に対しては、批判ではなくて「検証」をする。民主党政権が進めようとしている政策が国益に沿うのか、もしそうなら協力すべきです。

しかし、もしそうでないと思われる場合は、しっかりと対案を出して自民党の考えをぶつけていくという姿勢で臨まなくてはいけないと思います。

今日からの臨時国会は私にとっては初めての国会論戦の場になります。国民の代表の一人として、論戦を見届け、与えられた役割を全力で全うしたいと思います。

世襲世襲と批判された小泉進次郎議員が一番まともなことを言っているというのが自民党の現状なのである。

そもそも、自民党の問題は、世襲云々というより、長年の古参議員の意識が民意とかい離しているという点である。

自民党が復活し、日本に真の二大政党制が根付くとすれば、国民意識からかい離している議員を公認せず、大幅に新人中堅議員に公認を与えるという荒療治くらいしなければ、だめなのかもしれない。

その場合でも、小泉チルドレンとか小沢チルドレンといわれて、テレビにばっかり出ている浮ついた素養のある議員では駄目である。

下らないバラエティー色の強い情報番組には出演しないというような重みのある議員かどうかをしっかり精査すべきだろう。

知名度ばかり売りたがる議員にろくな奴はいないのではないだろうか。

その点、小泉進次郎議員は下らない情報番組に出ている形跡は今のところなく、上記引用のように、まともな指摘をしているので、世襲というマイナスから始まった自己の評価を変えるべく、重みのある政治家になって、自民党を変えて、日本に正常な二大政党制を根付かせてほしいと期待しておこうと思う。

なお、民主党参議院議員の松浦大悟氏のツイッター上のコメントによると、とんでもない野次を飛ばした自民党議員もいたようです(以下、引用は同氏のツイッターより)。

鳩山首相の所信表明演説。青森に遊説に行った際、息子が職に就けず自殺した年配の女性が、絶望の中で握手した手を離さなかったという話をされたのですが、自民党の議員から「そんなものどこにでもいるよ!」というヤジ。あまりに酷い

事実だとしたら、誰がそうした野次を飛ばしたのであろうか。

憲法51条は、「議員の議院で行った演説、討論、表決について、院外で責任は問われない」と定め、法的責任から解放し、議員の職務執行の自由を保障しているが、政治的責任は免責されないから、発言した議員は自ら名乗り出て、自分の発言に政治的責任を持ち、批判にさらされるべきであろう。

そもそも、私は野次がすべて悪いとは思わない。

しかし、日本の野次ってイギリスの野次と比べてレベルが低いし、聞き苦しい。

イギリスの場合、賛同する場合に、「イエイ」と賛同する側の野次が多い。

他方で、同じ欧米でも、イギリスでは野次に寛容だが、アメリカは非常に厳格でである。

オバマ大統領が議会で、国民皆健康保険についての演説中、共和党の下院議員のジョー・ウィルソン(Joe Wilson)議院が、「うそつき!(You Lie!)」と野次ったということがあった。

この野次に対しては、オバマ大統領と選挙戦を争った共和党のマケイン上院議員ですら、「非常に不敬な行為だ(Very Disrespectful)」と非難した。

その後、野次を飛ばしたウィルソン議員もメディアの批判に耐えかねずホワイトハウスに謝罪したようである。

野次をどこまで許容するかという問題もその国の文化との関係で考えていく必要があるだろう。政権交代を機に、立法府である国会内部の改革もしっかりしてほしい。

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小泉進次郎氏、自民党のヤジに苦言…所信表明演説
10月27日8時0分配信 スポーツ報知

 第173臨時国会が26日召集され、鳩山由紀夫首相(62)は衆参両院で就任後初の所信表明演説を行った。

 小泉純一郎元首相(67)の次男、小泉進次郎衆院議員(28)は、鳩山首相の所信表明演説中、ヤジを飛ばし続けた自民党の先輩議員たちに苦言を呈した。「今の自民党がやらなくてはいけないことは民主党を批判することではなくて、民主党を検証すること。そのための臨時国会だと思います」と話した。

 自身にとって初めての国会論戦の場。先輩議員たちのヤジは予想以上に激しかった。首相が、政権交代を実現した8月の総選挙の時のことを「あの暑い夏」と強調すると「いいから早く仕事をしてくれ!」。予算編成の話には「何もやってねえじゃねえか!」「財源はどうするんだ、財源は!」。「つまずくこと、頭を打つこともあるやもしれません」と言えば「つまずくのかよ!」。ヤジが最大音量になったのは、首相が政治資金虚偽記載疑惑に触れた時。「ちゃんと説明しろ!」「もっと説明しろ!」。首相の声も聞き取れなくなった。

 その間、鳩山首相の言葉に黙って耳を傾けていた進次郎氏は「言葉遣いは平易で分かりやすかったが、言葉の先にあるビジョンが分からなかった」と厳しく採点。遊説局長代理らしく、あくまでヤジらずに理路整然と指摘した。

 惨敗した参院補選を終えて、この日19日ぶりに再開した自身のブログには「民主党が進めようとしている政策が国益に沿うなら協力すべき」と記した。非難中傷合戦は28歳の新人議員の望むところではないようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000049-sph-soci

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