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09/16/2009

仮に防衛大臣を他党が務めたとしてもおかしいことではない。

また産経新聞がおかしなことを書いています。

普通の方が見たら大したことのない記事で何が問題かわからないと思うかもしれません。しかし、私のような皮肉れ者は、この記事の1か所に著しい違和感を感じます。

それは、亀井氏の防衛相就任の報道について、「ただ、安全保障の根幹を担う防衛相を他党に渡せば、民主党の防衛問題への姿勢が問われかねない。」という部分です。

これは非常に浅はかな批評で、記事を書いた人間が政治に全く精通していないことを暴露しているようなものです。

アメリカはオバマ民主党政権です。

しかし、防衛長官はローバート・ゲーツ氏です。ゲーツ氏はご存知の方もいるように、共和党の人間です。一部では、彼が共和党員として登録したことがないという事実をもって、無所属なのだという指摘もありますが、AP通信の報道によれば、ゲーツ氏自身が自分自身は共和党員だと思っていると発言しています。CIAに勤めていた関係から、政治的中立性を保つために、登録をしていなかったようです。

アメリカのように、ホワイトハウスのメンバーが通常は大統領の所属政党の人間に占められることが多い国でも、防衛長官を全く逆の政党の理念を持っている人間に就かせること良くあることです。

そして、アメリカでは、むしろこういう就任を批判するのではなく歓迎します。それは、超党派の行政府ができるからです。

私は、亀井氏のように保守の理念を持っており、安定感のあるで、かつ、運輸大臣の時に見せた突破力のある政治家が鳩山政権の中で、防衛大臣の要職に就くことは、望ましいことだと思います。

現在の報道では、郵政民営化担当・金融担当という報道ですが、私は、亀井氏には防衛大臣の方が良かったと思います。

いずれにしても、「批判のための批判」という感じがする産経新聞の記事には、マスメディアとしての誇りが感じられません(つまり、ねつ造報道関係の不祥事が多い朝日新聞やや変態記事を海外に発信した毎日新聞と並んで、レベルが低い新聞だと思うわけです)。

このような批判をしていますが、むろん、私には、日経新聞や読売新聞などの他の新聞社と利害関係があるわけではありませんので・・・笑。

なお、福島瑞穂氏の消費者問題担当はまさに妥当なかつ最適の人事だと思います。彼女は元々こうした消費者問題を扱う弁護士だったのですから、実務能力も高いのではないでしょうか。

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きょう閣僚人事 亀井氏に防衛相打診 福島氏には消費者相
 9月15日7時57分配信 産経新聞

 民主党の鳩山由紀夫代表は14日夕、幹事長に内定している小沢一郎代表代行と党本部で会談し、閣僚や党役員人事の大詰めの調整を行った。鳩山氏は同日、国民新党の亀井静香代表に防衛相での起用を、社民党の福島瑞穂党首に消費者問題担当相と少子化対策相での起用をそれぞれ打診した。福島氏は、環境相ポストを求めていたが、同日、記者団に「党の希望は出しているが人事は首相の専権事項だ」と述べ、ほかのポストでも受諾する考えを示した。

 また鳩山氏は小沢氏との会談後、記者団に、閣僚人事について「一部を小沢氏に話して、基本的に理解いただいた」と述べた。そのうえで、同党の両院議員総会を15日夕に終えた後、入閣候補者に電話でポストの提示を行う考えを示した。

 国民新党は亀井氏を郵政事業を所管する総務相に起用するよう求めてきたが、民主党には「わが党が最も重視する地方分権も所管しており、他党に渡せない」(幹部)との異論があった。防衛相は社民党と対立しやすいことから「国民新党の亀井氏にやってもらう方がいい」(民主党関係者)との意見に傾いた。

 ただ、安全保障の根幹を担う防衛相を他党に渡せば、民主党の防衛問題への姿勢が問われかねない。

 社民党の環境相ポストの要求には、環境相が担当する地球温暖化対策が企業負担論議に直結するなどとして、民主党の最大支持団体の連合から「環境相は民主党でもってほしい」との声が出ていた。

 民主党は15日、常任幹事会や両院議員総会を開き、小沢氏の幹事長就任をはじめとする党役員人事や衆院の常任委員長など国会人事も決定する。

 鳩山氏は16日の衆参両院本会議での首相指名選挙と天皇陛下による任命を経て、新首相に就任する。衆院本会議は同日午後1時に開会し、正副議長の選出後、記名投票で首相指名選挙が行われ、午後3時ごろ「鳩山首相」が実質的に決まる見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000058-san-pol

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