« 有名人の無名時代を発見する面白さ | Main | 日食に対するのび太の鋭い疑問 »

07/24/2009

ネガティブ・キャンペーンに対する反応

記念すべき、ココログ200回目の記事。

既にご存じの人もいるかもしれないが、自民党がネガティブキャンペーンといえるCMを作ったという報道があった。

これが既に、アメリカでも話題になっているそうで、アメリカの友人がその情報を教えてくれたので、今日はそれについて記事を書こうと思う。

ブルームバーグの記事は、このネットCMの内容を報じ、日本でこのようなネガティブ・キャンペーンが行われるのは稀で、北海道大学の山口教授のコメントとして、「自民党が追いやられたため、通常では使わない手段に出ているが、日本でネガティブ・キャンペーンは有効ではない。」との分析を報じている。

また、記事によれば、自民党の政策担当者の話として、自民党地方組織から「選挙で戦う武器がほしい」と言われたため、選挙の敵である民主党の弱い部分を攻撃する材料として、このCMを作ったと伝えている。

このCMの効果を海外の人はどう思うのかと思い、アメリカ政治に身を置く友人にどう思うか聞いてみたところ、以下のような反応が返ってきた。

率直な感想として、面白いCMで笑えるが、投票行動への効果は疑わしい。

つまり、こういうCMが流されることで、多くの人が見て笑うだろうが、それはいわばポップ・カルチャー的なものとして見ているに過ぎない。

ただ、主要メディアがこれを面白おかしく取り上げることにより、一定の話題性はもちろん生じるし、多くの人の目に触れれば一定の印象付けにはなるだろう。

しかし、製作者が意図した効果があるかは別の話であって、これにより自民党への投票が増えるかはわからない。

このCMは(アメリカ人から見ても)とくに奇抜なもので、どういう効果を与えるか予測しがたいが、多くの人は笑い飛ばすか、汚いトリックまで使っていると思うかのいずれかだろう。中にはこれによって説得されて自民党に投票する人も出ないとはいえないが・・・

というものであった。

され、当の日本人は、このCMをどう捉えるのか。

私の日本人友人は、「こんなCMを自民党が作るなんて世も末だ」という発言をしていたし、私自身も「なんか低レベルだな。地方組織が党本部に求めた"武器"ってのは、ネガティブ・キャンペーンではないと思うんだが・・・」という印象を持ったが、このCMがどういう効果があるのか、選挙での1つの注目点かもしれない。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

民主・鳩山代表を揶揄 自民党ネット動画が話題
7月21日20時5分配信 J-CASTニュース

 2009年7月21日午後の本会議で衆院が解散され、これから熾烈な選挙戦が展開されるが、そうした中で自民党が制作したネット動画が話題になっている。夜景の見えるレストランで民主・鳩山由紀夫代表に似た男性が女性にプロポーズしたところ、「お金は大丈夫?」と問い返される、といった中身で、民主党の政策を揶揄したものだ。

■鳩山氏似の男性「細かいことは結婚してから考えるよ!」

 自民党はYouTube(ユーチューブ)などの動画共有サイトに公式チャンネルを開設している。7月に入ってから総選挙を意識してか、動画を使って積極的なネット広報活動を始めた。14日には、PR動画「論より実行篇」と「政策で選ぶ篇」を公開。テキストとナレーションで「交代をして何をしたいのでしょうか?」「論より実行 自民党」と、どちらも政権交代を狙う民主党を意識した内容となっている。

 そんな中、衆院解散直前の17日に新たに公開されたのが「プロポーズ篇」だ。長さ30秒程のアニメーション動画。レストランで男性が女性にプロポーズするシーンを描いているが、この男性の髪型、顔の作りが民主党代表・鳩山由紀夫氏そっくり。窓の外の夜景には国会議事堂も見える。

  「ボクに交代してみないか? 出産や子育ての費用も教育費も、老後の生活費も介護の費用も、ボクに任せれば全部OKさ!」

と女性に持ちかける。

 「お金は大丈夫?」と質問されると

  「細かいことは結婚してから考えるよ!」

といい、「えぇぇぇ?? 」と驚かれてしまう。最後は、「根拠のない自信に人生を預けられますか? 根拠がある。自民党」というナレーションで締めくくられている。

■ニコニコ動画では2800件のコメント

 しばしば「ばらまき政策」と批判され、財源についても問われることの多い民主党を皮肉ったこの動画。3日間で累計11万回以上再生され、ニコニコ動画では2800件ものコメントが付いている。

  「わかりやすすぎるww」
  「正論過ぎてワロタ」

と好意的なコメントもある一方、

  「自民党もとうとう比較広告打つ位追い詰められたか」
  「ネガキャン(ネガティブ・キャンペーン)ってさ、自分にアピールポイントがないってこと、露呈してるよね」

と自民党に批判的なコメントも見られる。

 また、自民党は20日にもニコニコ動画で、選挙対策用パンフレット「政治はギャンブルじゃない 民主党の『お試し政権』に日本を任せられません」を制作した、とPRしている。民主党の政策の「危うさ・あいまいさ」を説明したもので、ボランティアで配布を希望する人には、「自民党から100枚単位で配送させていただく」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000003-jct-soci

|

« 有名人の無名時代を発見する面白さ | Main | 日食に対するのび太の鋭い疑問 »

日本の政治」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530145/45724223

Listed below are links to weblogs that reference ネガティブ・キャンペーンに対する反応:

« 有名人の無名時代を発見する面白さ | Main | 日食に対するのび太の鋭い疑問 »