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07/22/2009

いよいよ解散(今回の解散は、メガンテ解散?それともメガサル解散?)

自民党のドタバタ劇、なんともチープ(安っぽい)な政治劇だった。

リファンド(返金)ものである。自分たちの選挙事情しか考えずに、上っ面の一致団結劇を見せられる有権者の身にもなって欲しい。

まず、中川秀直氏(広島4区)の代議士会での麻生総理との握手パフォーマンスは、興ざめものでした。あれだけ批判しておきながら、コロッと態度を変える変節ぶり。

古賀選対委員長(福島7区)の発言も、馬鹿にしている。同氏は、「(多くの人が)愚かな戦争で命を失った。戦後、自民党が平和を作ってきた。」というような発言をした後、「選挙区という戦場に向かいましょう」と言っていた。

戦争で尊い命を失ったと本当に考えているならば、選挙なんかを戦場に例えるような姿勢は不適切である。戦争経験者の気持ちすら逆なでする人間が選挙対策委員長をしている(又はしていた)わけだから、本当に末期症状である。

さらに言えば、民主党も防衛問題では頼りないところがあるが、東国原知事を担ぎ出すような民意の動向を的確に判断できない人間が選挙対策委員長である政党に、平和維持を任せられるかも甚だ疑問が残る。

次に、西川京子氏(福岡10区)の勘違い発言も自民党にとってマイナスだったかもしれません。同氏は、別の議員が、議決権のない両院議員懇談会にしたことについて、「なぜ堂々と両院議員総会を開かないのか」と発言した途端、火消し役なのか、「公開にしたのは麻生総理の覚悟ですよ」などと発言。

こんなチープな演出は、未だかつて見たことが無い。

その後も、自民党のテレビタレント議員(テレビにぱっかり出ている議員という意味)が一生懸命手を上げて、アピールしよう、パフォーマンスをしようとしている様は、滑稽という以外のなにものでもない。

今の日本の状況を考えると、こういう下らない政治劇を演じている暇は政治家には無いはずである。

若者の雇用状況が著しく不安定で、100社応募しても1社も内定が出ないという状況を耳にすると、報道されていること、実感していること以上に、日本の経済状況が破たんの一途をたどっている気がしてならない。

若者の労働力というのは国にとっての一番の財産である。この若者が採用不景気により、適材適所に行けず、希望する仕事とのミスマッチが多発すれば、離職率も上がることになるのは経験則上明らかであって、大きな損失として近い将来跳ね返ってくるだろう。

今回の解散は、個人的には遅すぎたと思うのだが、与党にとって、ドラゴンクエストに出てくる魔法のメガンテ(自爆することにより敵にダメージを当たる魔法だが、あまり有効ではない)となるのか、メガザル(自爆することにより、死んでしまった仲間を全員生き返らせる魔法)となるのか。

私は前者になるのではないかと予測しているし、多くの人の予想も同じなのではないだろうか。

いずれにしても、まさに今回は有権者が試される解散総選挙である。下らない政治劇には騙されない良識ある判断が有権者には問われている。

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Comments

古賀誠氏は、確か父親がレイテ玉砕だったはずです。本人は幼児だったでしょうが、その後の母親の嘆きや苦労は身にしみていると思います。首相の靖国参拝に反対の言を聞いたことがありますが、それなりに筋が通ってこの点では嘘はないと感じた記憶があります。
見識ある政治家だとはまったく思いませんが、自民党に忠誠を尽くすことによって平和な世の中を維持してきたと言う、自分なりの自負があったのでしょう。
それが、ことここに至って自らの信条の寄って立つところも崩れた。乱世の戦いに投げ出されるのだと言うような気持ちの発言なのではないでしょうか。
因みに、私は一貫して反自民です。
貴殿のブログは基本的に共感して拝読していますし、海外情報などは勉強になることも多く尊敬しています。

Posted by: K.T. | 07/22/2009 at 03:40 PM

自民党の茶番劇にはほとほと嫌気がさし、まさかもう騙される有権者はいないだろうと思いたいのですが、そこら辺もまた心もとない現状が実際あります。

古賀氏も個人的には様々な苦労をされている方だと思うので今回のおかしな例え発言は、まったくらしくないですね。

これから40日、偏向報道の多い中、するどい視点で情報発信お願いいたします。

Posted by: りんどう | 07/22/2009 at 09:12 PM

>K.T.さん
はじめまして。
コメント有難うございます。

御指摘の通り、古賀氏は靖国参拝反対の立場ですし、戦時中の経験も知っているのですが、どうしても昨日の戦争の話をした後に、選挙区と戦場を同じように結び付ける表現には違和感を感じました。

以前ブログに書いたことがあったかもしれませんが、私の祖父は従軍し、3回も乗っていた戦艦が沈められるという経験をしても生き残ったのですが、やはりこうした戦時中の話は衝撃的ですし壮絶なものがあります。

国民が将来に不安を抱き、多くの人が注目している場であのたとえ話は、戦争経験者に対し敬意を欠く軽い発言だと思えて仕方ありません。もう少し政治家は一つ一つの発言に対し、重みを持ってほしいですね。

ブログに対する共感などの賛辞も有難うございます。毎日更新しようと思うのですがなかなか忙しくて、良い記事を発信するのは難しいですが、多くの方が、「なるほどそういう視点もあるのか」と思えるような記事が定期的にでも書ければと思っています。


>りんどうさん
いつもコメント有難うございます。
おっしゃる通りで、民主党優勢とか言われていますが、私は民主党がこれに浮かれていれば、かならず痛い目にあうと思っています。選挙まで日程があり、毎日ように選挙の話題が今後続けば、「民主党優勢なら自分の一票は投票しなくても同じだろう」とか思う有権者も多く出てくるでしょう。


私は完全に無党派だと自負していますが、必ずしも民主党を応援したいかと聞かれれば、すぐには応えられません。与党はもちろん野党も、気を引き締めて発言に重みを持ってくれないと有権者は選択肢がなくなってしまいます。

御指摘の通り、既存のメディアでは見えない部分をなるべく掘り下げて、情報発信ができればと思います。

Posted by: ESQ | 07/23/2009 at 01:09 AM

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