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07/27/2009

官僚が好む政治か、官僚が厄介と思う政治かが1つの指標

多くの人は、日本は民主主義国家だと思っているだろうが、1党独裁状態が続くのはやはり民主主義国家では、異常である。

1955年から、約10カ月という例外を除いて、自民党による一党独裁という民主国家では異常の事態を支えたのは、中央の官僚であったという事実は多くの人が知っていることである。

この国の有権者が、江戸時代から続く、「お上」に任せておくという意識の弊害により、自民党と官僚に任せておけばなんとかなると、放置していた結果、その間に官僚機構によるずさんな国家運営がなされていた事実も多くの人が知ることとなった。

そのよい例が、年金の取り扱いであろう。

有権者による主体的な判断ができなかったために、いい加減な政治家を増やし、野党も批判だけで十分な監視をしてこなかった。

本格的な政権交代の可能性がある今回の選挙の意義は 2009年になって初めて、日本は民主主義国家として正常な状態になったといっても過言ではない。

民主党が政権をとれば、官僚任せの政治が直ちに変わるかはわかりえないし、そうした甘い期待はしない方が良いだろう。

しかし、産経新聞の下記の記事によれば、中央の官僚が民主党政権を嫌がっているのは事実もあるようである。

官僚が好む政治家が良いのか、官僚が厄介だと思う政治家が良いのか、これも選挙での有権者の判断材料の1つだと思う。

ちなみに、公務員の政治活動は、公務員の政治的中立性確保を理由に禁止されているが、実際のところ、官僚は自民党政権とべったりの関係にあるのが現実で、最高裁判例で、公務員の政治的中立性というマジックワードが出てくるたびに、まやかしだなと思ってしまう。

有権者には、最高裁裁判官の国民審査という権利があることも忘れずに、これについてもしっかり判断して行使してもらいたいところである。

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なお、下記の記事の題名であるが、原文では、「矛盾」となっているが、記事の内容を読む限り、正しくは「矛先」であろう。

大手メディアもこういう単純なミスをすることもあるようである。

【’09政権選択】おののく霞が関 国交省「民主真っ先に矛盾」
7月24日7時57分配信 産経新聞

 ■文科省「学力テスト影響は」

 衆院選挙で「脱官僚主導」を掲げて戦おうとする民主党に、霞が関の官僚たちが戦々恐々としている。仮に民主党政権が誕生すれば、政策の転換は必至。長年、自民党政権を支えてきた官僚たちからは「無理難題を突きつけられるのでは」「いまの施策が凍結されはしないか」と不安や疑心暗鬼の声が出ている。

 出先機関の庁舎建設費や人件費を地方に負担させ、橋下徹大阪府知事から「ぼったくりバー」とまで批判された国土交通省。「民主党政権では真っ先に改革の矛先が向けられるのではないか」。多くの職員らがそんな思いでいる。

 ある幹部は「民主党は『政府に100人の政治家を送り込む』と表明している。あらゆることに難癖をつけられるかもしれない」と不安を隠さない。民主党が公約に掲げる「高速道路の無料化」も懸念材料だ。別の幹部は「無料の財源をどうするのか。無理やり実施すれば混乱が生じる」。

 厚生労働省の幹部は「民主党は省の予算を増やすと言うが、最終的には公費をつぎ込み国民負担が増すことになる。国民にツケを回す片棒を担がされてはたまらない」と批判的。「ミスター年金、長妻昭氏が社会保険庁長官をやればいい。お手並み拝見だ」とも話す。この幹部は「根拠も示さず『あれも、これもやります』では困る」と不安を隠さない。

 汚染米問題やヤミ専従問題など相次ぐ不祥事で批判を浴びる農林水産省。「政策が内閣のトップダウンで決められるようになるかもしれない」という声がでている。省内では同党が農業政策の柱に掲げる「戸別所得補償制度」への不信が根強い。ある幹部は「本当に実現できるのか。今までの政策の大転換で、大もめになる」と懸念する。

 「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の基本計画策定を急ぐ文化庁。民主党が“国営マンガ喫茶”と批判し建設凍結を打ち出したことが気がかりだ。職員は「認められた予算事業が執行停止になるのは、国政では聞いたことがない」と当惑する。

 文部科学省にとっては、民主党の有力な支持基盤である日教組が「全国学力テスト」など国の教育施策の多くに反対の立場を示していることが懸念材料だ。幹部は「政権交代となれば全国学力テストの実施などにどれだけ影響が出るかは図りかねる」と話している。

 裁判員制度がはじまったばかりの法務省にとっては、民主党が強く打ち出し法案提出までした経緯がある、取り調べの全過程録音・録画(可視化)の行方が何より気になる。「刑事手続きの話も含めて、よくよく話さないといけなくなる。ただ、法案まで出しているだけに簡単ではない」と幹部の一人。

 また検察との関係から、小沢一郎氏が民主党代表の座から降りることになった西松建設事件捜査の“意趣返し”もささやかれる。「そうあからさまなことはないだろうが…」と言いつつ思案顔だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000082-san-pol

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