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06/01/2009

Susan Boyleさんが救急搬送される

既に日本のメディアにより報道されているが、ボイルさんが精神的なストレスによる過労のため、修道会(Priory)の病院に救急搬送されたという。

ボイルさんは教会ボランティアをしていたので、その関連する修道会の病院に搬送されたようである。

ガーディアン紙によれば、搬送された修道会の病院は、ファッションモデルのケイト・モス(Kate Moss)さんや、音楽家のピート・ドハーティー(Pete Doherty)氏など有名人が通う病院で、精神科やアルコール中毒患者への治療を行う有名な病院だという。

イギリスのメディア、アメリカのメディアも速報で伝えている。

これに対し、イギリスのゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相が、審査委員のサイモン・コーウェル氏やピアーズ・モーガン氏に直接連絡を入れ、ボイルさんの容態が大丈夫かどうか確認したとスカイテレビの電子版は伝えている。

ロイター通信によれば、今回話が大きくなっているのは、ボイルさんを診察した医師たちが、彼女のストレスと疲れが精神的なダメージを彼女に与えていると診断し、メンタルヘルス法に基づいて、救急搬送したためである。

同法に基づいて、医者の要請により、救急搬送される場合には、警察官が付き添うことになっているようで、こうした事態から、ブラウン首相も介入したようである。

ただ、ガーディアン紙によれば、同法による要請を行った医者も認めているが、ボイルさんが任意に決断し、同医師がその決断を支持したということだそうである。

ロンドン警視庁の発表では、現地時間の5月31日日曜日の午後6時に救急搬送の要請があったとのことである。

CNNに報道によれば、入院は1,2日にわたる見通し。

この報道に、ボイルさんの地元の住民は大きなショックを受けていると別の記事が伝えている。近所に住むミシェル・マクケイブ(Michelle McCabe,)さんは、「アメリカにいる有名な俳優は何年もかけてメディアの注目を浴びるようになるが、それがボイルさんには7週間で生じてしまった。もっと彼女に対して番組が配慮すべきだった。」と嘆いている。

近所に住む別の地元住民、アネット・パターソン(Annette Paterson)さんは、「ボイルさんに起ったすべてのことを残念に思う。ボイルさんに対するメディアの扱いは酷過ぎた。恥を知るべき。メディアは彼女を利用するだけ利用したのよ」と怒りを交えて答えているという。

ボイルさんの場合、すでに知られているように、出生時の低酸素症による障害があるため、極度のプレッシャーをうまくコントロールすることができないのではないかという専門家からの指摘もあった。

例えば、先週から別のテレビ局、チャンネル4の番組に出演していた有名な精神科医は、ボイルさんの精神状態に危機的な状態にあるなど警鐘を鳴らし、Britain's Got Talentの番組プロデューサーについて、ボイルさんの健康状態を危機にさらして、自分たちの番組のために利用していると強く批判していた。

また、番組が終了しても、彼女へのメディア攻勢は激しくなる一方であった。例えば、決勝の結果が発表された後に舞台裏で、「こんな番組大嫌い」と叫んで、水の入ったコップを番組スタッフに投げつけたという一部タブロイド紙の報道があったりしたため、ボイルさんへの過剰なメディアスクラムが疲労の原因になったようである。

実際には、彼女はにこやかな姿で優勝したダンスチームを祝福し、司会者のAnt and Decにジョークを飛ばすなどしていたし、優勝したダンスグループ、Diversityもボイルさんが番組終了後にとても優しく祝福してくれたと語っている。

そうした本来、明るく優しい性格の彼女に、裏の顔を作り出そうとするタブロイド紙の取り上げ方が原因で彼女の疲労がピークに至ったとすれば、本当に残念なことである。

こうした事態について、ガーディアン紙は、ボイルさんの友人で、依然彼女の声楽の先生だったフレッド・オニール(Fred O'Neil)氏がBBCの朝の番組に出演し、「これはとても悲劇的な話しです。彼女は有名になりたかったわけではないし、有名なることが彼女を幸せにすることではなかった。ただ、歌を歌うことが大好きな無実な女性が、人気ゲームに巻き込まれてしまった。」と今回の事態を悲劇としか言いようがないと悲しんでいると伝えている。

さらに、ガーディアン紙は、スコットランドの第一首相のアレックス・サルモンド(Alex Salmond)氏が談話を発表し、「メディアの報道には、人を持ちあげるだけ持ち上げ、その後、引きずりおろすというのを好き好んでやる性格がある。」と述べ、メディアによるボイルさんへのプレシャーを強く批判したと記事は伝えている。

イギリスはパパラッチの本場であるが、それを利用するメディアの自制が必要かもしれない。イギリスではこうしたオーディション番組およびメディアの過熱報道に関するあり方が今後議論されそうである。

日本でもいくつかの掲示板では、彼女の容姿をこけ下ろす書き込みや、タブロイド紙の報道を真に受けた書き込みがあったりする。有名になると妬まれるというのはあるが、いくら匿名性があるからと言っても、あまりにも荒んだコメントが多く、日本社会にも多少の不安を感じざるを得ない。

<英国>歌姫スーザン・ボイルさん、疲労で入院
6月1日11時56分配信 毎日新聞

【欧州総局】英大衆紙サン(電子版)によると、テレビのオーディション番組に出演し、驚異的な歌唱力で世界的な反響を巻き起こしたスーザン・ボイルさん(48)が31日、「疲労」を訴え、ロンドン市内の病院に緊急入院した。スーザンさんは30日の決勝で優勝を逃し2位となったが、緊張がストレスになっていたようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000032-mai-int

ユーチューブの歌姫 極度の疲労で緊急入院
6月1日10時43分配信 産経新聞

 【ロンドン=木村正人】英人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」決勝で優勝を逃した英スコットランド地方出身の独身女性スーザン・ボイルさん(48)が5月31日、極度の疲労を訴えて緊急入院した。英大衆紙サンが伝えた。

 同紙によると、ボイルさんは宿泊先のホテルから救急車で病院に運ばれた。ボイルさんはパッとしない風貌(ふうぼう)と驚異的な歌唱力のギャップが受けて大手動画投稿サイト、ユーチューブを通じ世界的に有名になった。しかし、英メディアに追いかけ回されて警官に大声を出すなど、過度に神経質になっており、一時は決勝への出場も危ぶまれていた。

 同番組決勝では、若者のダンスグループ「ダイバーシティー」が優勝し、ボイルさんは2位に終わった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000526-san-ent

英歌姫、疲労で入院
6月1日18時12分配信 時事通信

【ロンドン1日時事】1日付の英大衆紙サンは、同国のオーディション番組で美声を披露し世界的な人気者になったスーザン・ボイルさん(48)が5月31日に極度の疲労でロンドン市内の病院に入院したと報じた。
 それによれば、ボイルさんは30日に同番組の決勝で優勝を逃し2位になったことで「精神的に落ち込んだ」という。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000124-jij-int

日本のメディアに一言。

時事通信は、通信社なんですからもう少し情報を集めるべきでしょう。この情報の少なさでは、誰もお金を出して情報配信してもらいたいと思わなくなりますよ。

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