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05/31/2009

Britain's Got Talentの優勝者は・・・

The Diversityというダンスグループです。

Diversityの優勝した演技はこちらで確認できます。

http://talent.itv.com/videos/video/item_200288.htm

残念ながら、スーザン・ボイル(Susan Boyle)さんは準優勝でした。

以下、結果発表の場面です(Youtubeより)。

ブレイクダンスがイギリスの若者受けしたのでしょうか。

これをエリザベス女王が見るのですから、イギリスというのはある意味革新的です。

準優勝に終わりましたが、ボイルさんの大勢の観衆の前でプロの歌手として歌いたいという夢はかなうことになるでしょう。いつか来日してくれる日が来るのが楽しみです。

決勝戦のダイジェストは以下の動画で確認できます。

敗因ですが、おそらく、ボイルさんを含め、多くのパフォーマーが決勝では、予選での演技を再度披露するというものが多く、これに対し、一般視聴者は決勝では新しい演技を見たかったのではないでしょうか。

Diversityというグループの演技は、予選、準決勝よりも軽快なダンスだったため、視聴者のSurprise的な要素への期待と合致したとも言えそうです。

他方、ボイルさんについては、視聴者の多くがどんな歌を歌うのかとかなり新しい彼女の歌を聞きたいという欲求があったと思います。イギリスでは彼女の予選の歌は何度も放送されているので、目新しい演技でなく、視聴者が彼女のこの歌に聞き慣れてしまったのではないでしょうか。にもかかわらず、すでに聞いた曲を再度歌ったので、彼女に対する過剰な期待のせいで、「期待はずれ」という気持になった人も多かったのでしょう。これが票が伸び悩んだ理由ではないかと思います。

他の原因として、AP通信の電子版は、多くのボイルさん支持者がボイルさんが優勝するだろうと思って実際に投票しなかったことが影響したとみているようです。

よく選挙戦であることですが、事前に注目を集め、勝利を確信している候補の支持者が、自分が投票しなくても勝つだろうと思って投票しないでいると、負けてしまうという現象で、これが今回、ボイルさんの決勝戦でも生じたという分析です。

いずれにしても、世界中の注目はボイルさんに集まっており、ITVの公式サイトのサーバーが一時クラッシュするほどでした。そして、公式サイトのコメント投稿欄は、ボイルさんが優勝を逃したことに落胆するコメントが多く掲載されています。おそらく、特に人気となっており、電話投票がイギリス国内に限られているため、投票ができなかったアメリカのファンの投稿も多いのではないでしょうか。

アメリカ人と思われる人のコメントの多くは、

「アメリカに来れば彼女は絶対優勝だ。」、

「あんなダンスグループはアメリカに沢山いる。優勝には値しない」、

「ニューヨークの地下鉄でもっと良いダンスを踊れる。」、

「イギリスのダンスに対するレベルは低すぎる。」

などと厳しいものも多く寄せられています。同じ英語圏でも、文化の違いがあることが如実にわかります。やはりポップダンスの本場アメリカの目は肥えているということなのかもしれません。

司会者のAnt and Decも番組後のインタビューで話していましたが、予選の動画が世界中の注目を集め、普通のおばさんがこの7週間、メディアに追い回されるという誰もかつて経験したことのないようなプレッシャーを経験したわけですから、結果は優勝できませんでしたが、その事実だけに注目するのではなく、決勝まで歌い上げた彼女の精神力の強さも評価すべきだと思います。

上位3人(グループ)が発表される際、緊張のせいか視聴者に手を振る余裕すらなかったボイルさんですが、優勝を逃した直後のインタビューでは、「最も勝つべきグループが勝ったと心の底から思う。今後はアルバムを出せたら嬉しいわ。」とにこやかに語っています。

今後、彼女が歌のレパートリーを増やし、ポール・ポッツさんのような活躍をしてくれることを期待したいですね。

彼女の夢はこれからでしょう。She Will Dream Another Dream Around The Worldといったところでしょうか。番組も終了したことで、彼女をイギリスに繋ぎ止める契約も終了しました。今後は、アメリカで、彼女の夢が達成されると思います。

ところで、YoutubeのITV公式チャンネル(イギリスの視聴者は視聴できない)の動画再生回数は、ボイルさんの方が優勝者のThe Diversityより、倍の数で勝利しています。やはり同じ曲でも世界の注目は、ボイルさんにあるようです。

他方、イギリスのYoutubeユーザーも視聴可能な非公式チャンネルの方はDiversityの動画再生回数が多く、文化の違い、関心の違いを示しているかもしれません。

下のものは、公式チャンネルのボイルさんの決勝戦の動画です。

さらに、下の動画は、Youtube上にあるレ・ミゼラブル10周年記念コンサートのプロによる「I Dreamed A Dream」です。ボイルさんの歌と聴き比べるのも良いかもしれません。

日本でも結果が報じられ始めました。

「夢やぶれて」も大人気=48歳英歌姫ボイルさん、惜しくも2位
5月31日7時21分配信 時事通信

 【ロンドン30日時事】英オーディション番組で美声を披露し、インターネットを通じて一躍世界的な人気者になったスーザン・ボイルさん(48)が30日、同番組の決勝に登場し、視聴者投票で惜しくも2位となった。優勝は、テンポ良く息の合った演技を披露した10人組のダンスグループが手にした。
 ボイルさんはこの日、4月の初登場時に歌った歌劇レ・ミゼラブルの名曲「夢やぶれて」を再度選択。張りのある伸びやかな高音で歌い上げると、会場はスタンディングオベーションで称賛した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090531-00000007-jij-int

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