« 事実が何なのかという判断が先なのでは? | Main | イギリスよりも日本の民度が高い部分もある(イギリスの差別意識について) »

03/09/2009

クビにすれば良いと言う問題ではないのでは?

漆間氏の発言が問題視されて、更迭論が出ていますが、徹底的にその真意を究明することが国策捜査のいわれにしっかり反論することになるのではないでしょうか。

過去の毎日新聞の記事には、漆間氏について、以下のような記述がありました。

給付金問題は選挙にらみがうかがえるもう一つの人事も影響した。漆間巌氏の事務官房副長官への起用だ。

 警察庁出身は32年ぶり。情報収集・分析力が強く、警備・公安畑が長く、北朝鮮問題も詳しい。政権浮揚のため(1)民主党のスキャンダル探し(2)拉致問題進展--を担うとも指摘される。自民党内では「マルチ業者との癒着が問題になった前田雄吉衆院議員(民主党を離党)の件も漆間さんの仕事では」との見方も飛ぶ。

 事務副長官は本来、「省庁の調整役」だが、政策調整経験に乏しく、前記のような役割を担っているためか、給付金問題では動きは見られなかった。危機感を強めた財務省などの幹部は園田博之政調会長代理らが陣取る自民党本部6階に頻繁に通った。首相官邸3階の玄関はひっそり静まり返ったままだった。

このように、そもそも漆間氏の起用が、スキャンダル探しではと思われ、そしてこの時期の小沢氏への強制捜査があり、さらに、自民には及ばない発言をしたわけですから、疑惑が高まるのは当然です。

迅速な行動は大切ですが、切れば終わりとか、臭いものにはふたをするというのでは、成熟した民主主義国家とは言えません。

疑惑に対しては身内でも徹底的に究明すべきですし、漆間氏にも弁明の機会を与えるべきではないでしょうか。

<漆間官房副長官>身内からも更迭論 「自民波及せず」発言
3月8日20時49分配信 毎日新聞

 河村建夫官房長官が8日、「政府高官」は漆間巌官房副長官だと明らかにしたのは、参院予算委員会でこの問題を追及する構えでいる民主党を前に、政府側から発言者を明らかにして早期の事態収拾を図る狙いがある。だが民主党など野党が反発を強めているのに加えて、身内の政府・与党内からも漆間氏の更迭論が出ている。麻生太郎首相は苦しい判断を迫られそうだ。

 首相は7日に河村氏と協議のうえ、発言した政府高官は漆間氏だと公表すると決めた。その際、民主党が漆間氏の国会への参考人招致を求めれば応じる方針も確認した。首相官邸サイドは「発言は一般論で、実際に捜査に影響を及ぼしていない」との説明で乗り切れると見ている。官房副長官は各省との調整能力が期待され、旧厚生省、旧自治省などのOBが起用されてきた。しかし、首相は北朝鮮問題などで信頼を置く警察庁出身の漆間氏をあえて肝いりで起用しただけに、更迭は避けたいとの思いもある。

 だが、民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日、記者団に「内閣のど真ん中にいる元警察庁長官が話したという事実は大変重い」と指摘。「内閣のど真ん中と検察の間で会話のやりとりがあったとしか思えない。『一般論だ』と言っても、一般論でそのような話が生じるわけがない」と、追及する姿勢を強めている。

 政府・与党内でも「参院予算委員会での審議に影響が出る前に、漆間氏を更迭すべきだ」との声が出ている。与党幹部は「首相が9日にもスパッと更迭すべきだと思う。そうすれば素早い対応をしたことにもなる」と語る。政府・与党内から更迭論が出る裏には、首相周辺が「漆間さんは大した仕事もしていない。この際、代えた方がいい」と語るように、事務方トップとしての漆間氏の能力に疑問符がついていることもある。

 漆間氏は9日に定例記者会見などで発言の真意を説明する意向だが、説明次第では、さらに更迭論が高まるとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090308-00000057-mai-pol

|

« 事実が何なのかという判断が先なのでは? | Main | イギリスよりも日本の民度が高い部分もある(イギリスの差別意識について) »

日本の政治」カテゴリの記事

Comments

バレそうに為ったから早目にと手を打つも裏目と出る、全てにバレ々こんな幼稚な手で所詮浅知恵全てに先読みされる参謀では、一連の動きを見れば以下に愚策を打ったか見え々法律では追求出来無いザル法に基ずき届けは出して有る。国策捜査で有る所以何処に飛び火するか判らな無い、検察が剥きに為れば為る程自民党内が慌てる同じ事遣ってるから上え下えの大騒ぎ返金しようにもバレルの怖い!!この際検察が国策捜査で無い証を示す事を期待する。全ゼネコン査察献金疑惑解明に手を付ければ検察も独立した機関と承認出来ようが??何処まで出来るか尻切れトンボに為ればヤハリ権力者の手先だと国民は見る

Posted by: 山のカラス | 03/15/2009 07:43 pm

山のカラスさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
今日にも起訴不起訴の判断がでるようですが、公判を維持できるだけの(裁判官が有罪の心証を抱ける程度)の証拠があるのかがポイントですが、いずれにしても、仮に不起訴判断になるなら、その説明も必要ですね。

Posted by: ESQ | 03/24/2009 02:04 am

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference クビにすれば良いと言う問題ではないのでは?:

« 事実が何なのかという判断が先なのでは? | Main | イギリスよりも日本の民度が高い部分もある(イギリスの差別意識について) »