検察が青年将校化?(シンポジウムを伝える記事の紹介)
以前紹介したシンポジウムについての報道がなされている。
重大な問題なのに、朝日新聞の記事しか見当たらない。あまり多くの記事が出ていないのはこの問題に対する(検察の情報に踊らされている)マスコミの自戒の念が足りないのではないだろうかと思ってしまう。
郷原先生はこの問題にかなり積極的に取り組んでいらっしゃるようである。自分の古巣に対し、バランス感覚を持って批判されているところには共感できる。
ジャーナリストら検察捜査批判のシンポ
2009年3月16日1時39分
違法献金事件での小沢民主党代表の公設秘書逮捕をめぐる捜査手法をテーマにしたシンポジウムが15日夜、東京都内で開かれた。「青年将校化する東京地検特捜部」と題し、ジャーナリストの田原総一朗氏や二木啓孝氏、新党大地代表の鈴木宗男衆院議員、作家の佐藤優氏、平野貞夫・元民主党参院議員らが参加した。
メディア関係者の研究会「フォーラム神保町」の主催。田原氏は「民主党代表に深刻なダメージを与えた。乱暴きわまりない。政治資金規正法だけでの起訴なら検察の敗北だ」と批判。飛び入り参加した特捜部OBの郷原信郎氏は「政治的影響を与える時期にありえないことが起きている。検察はこれほど重大なことになると予想していなかったのではないか。(捜査は)泥沼にはまりかけている」と指摘した。
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200903150184.html
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