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12/19/2008

国民的長寿番組の危機

ココログに移転してから、硬い話題ばかり取り上げてきたので、少し今回は軽い(?)話題。

以前、ヤフーアンケートというもののトピックの中に、水戸黄門が現在視聴率一ケタ台をマークしているという話があった。

私と私の家族も昔から水戸黄門が好きで、この話を聞いて少し悲しい感じがした。といいつつ、最近は確かに水戸黄門を見ていない。

なぜ見なくなったのか考えてみたところ、およそ時代劇すべてに言えることだが、どうも画像が綺麗になりすぎたような気がする。これにより、セットの粗雑さやカツラの線などが見えてしまい、逆にチャチな印象を与えている。

また、話題性のある俳優や女優で視聴率を稼ぐ大河ドラマは別として、民放の時代劇を好む視聴者層はやはり年配の人が多い。そうすると、視聴者にとっては、若い話題性のある俳優や女優を起用するより、安定感のあるキャスティングの方が重要な気がする。例えば、水戸黄門でいうならば、助さん・格さんは体格のいい強そうな人がやるべきだし、グラビアアイドルをお供にするよりは、お決まりの由美かおるさんの入浴シーンを増やした方が視聴率は断然上がるだろう。

さらに、水戸黄門のようなシリーズものは、マンネリの中に小さなサプライズを入れることが重要な気がする。私は、水戸黄門の中でも、2代目の西村晃さんが演じた時代のものが好きである。この時代は、お決まりの助さん・格さん・八兵衛・弥七に加え、かげろうお銀や飛猿などが登場して、キャラクターが定着した。絶大な人気(?)のお銀の入浴シーンもこの時代から始まっている(お銀の入浴シーンが一番視聴率が良いらしい)。

西村晃さんが演じた黄門像は気品がありつつも、いたずら心ある黄門様というイメージだった。毎回結局は悪党が負けるのだが、その懲らしめ方が毎回違う。初代の東野英次郎氏の時代の焼きまわしのようなエピソードも、西村晃さんが演じると、それが新鮮な感じがした。旧来のファンのイメージを壊さず、新鮮さを出すのは、本当に名優だなと思う。

国民的長寿番組がどんどんなくなっていくのはさみしい。旧来のファンがイメージを崩さないことは絶対条件であるが、そのマンネリの枠の中でも、小さいサブライズを入れて、人気を回復してほしいものである。

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